その可能性に、未来への期待

次へ進むことが「乗り越える」ということ

DX企画部の部長補佐として、内製化支援事業の企画立案や学習教材の制作を手掛ける阿部さん。全体を俯瞰しながら事業戦略を練り上げ、チームの成長を後押ししています。

「慎重派」と自らを表し、多角的な視点で物事を捉えることを大切にしている阿部さんに、DX推進の魅力や新卒社員へのメッセージを伺いました。

慎重に、一歩ずつ確実に進むための考え方とは?

現在の役職と主な業務内容について教えてください。  

DX企画部の部長補佐を務めています。
主に内製化支援事業の施策立案を担当し、
その中核となる学習教材の企画・制作を含めた全工程を担う部署を統括補佐しています。
全体を俯瞰しながら事業戦略を策定するのが私の役割です。
舞台裏をしっかり整えることで、表舞台が輝くという意識を持って取り組んでいます。

自分を一言で表すと

「慎重派」です。
3歩進んで2歩下がるくらいなら、最初から確実な2歩を探すタイプです。
前者と後者ではスピード感が違うかもしれませんが、
最終的には同じ地点にたどり着くと考えています。

良く使う福利厚生はなんですか?

リモートワークとフレックスタイム制です。
通勤ラッシュのストレスがなくなり、
時間的な余裕ができたことで仕事のパフォーマンスが向上しました。
フレックスタイム制によって、
計画的に業務を進める文化が醸成される点も魅力です。

自分が1番優れていると思うこと

物事を多角的に見るよう心がけていることです。
一つの視点では「優れている」と思えることも、別の軸ではそうでないこともあります。
世の中は相対的なもので成り立っていることがほとんどのように思いますので、
みんなが納得する「最大公約数」を意識するようにしています。
就活生に向けて

理解することもまた強み

就活生に対して、自分の「強み」をどうやって見つければ良いか、アドバイスはありますか?

過去の経験の積み重ねが現在の強みにつながると思います。
異なる世界での経験が思わぬ形で活きることもあるので、
成功・失敗に関わらず振り返ってみると良いでしょう。
強みが見えてくると、同時に弱みも浮かび上がりますが、
それを理解することもまた強みだと思います。
アセット 1
面接で聞きにくいこと聞いてみた!

ぶっちゃけ飲み会の回数どれくらいですか? 

月に1度あるかないかで、参加は自由です。
希望があれば増やせるくらい、柔軟な文化があります。

今だから言える『嫌いな業務』はありますか? 

うまくいっていない時の業務です。
後になれば笑い話になることもありますが、リアルタイムでは辛いものです。
失敗も経験のうちとは言いますが、
当事者としてはなかなかそう思えない時もありますね。

あなたの考える「私たちの会社の魅力」を1つ教えてください 

社員全員が今の仕事を楽しみ、真剣に取り組んでいる風土があることです。
志の高いメンバーと共に働ける環境は、とても恵まれていると感じています。

IT業界での仕事の魅力ややりがいをどのように感じていますか? 

人の思考や嗜好はそれぞれ異なり、
過去の経験の積み重ねによって今があると思います。
それと同様に企業(法人格)も千差万別で、IT技術はそのプロセスを可視化し、
企業文化の変革を促す力を持っていると考えています。
その可能性に、未来への期待を感じています。
アセット 1

新卒社員に向けて

その経験を受け止め、次へ進むことが「乗り越える」ということ

新卒社員に対して、「失敗をどう活かせるか」という視点で伝えたいメッセージはありますか?  

失敗を分析することは大切ですが、まず「失敗に気づくこと」が重要だと考えています。
一見問題なく見えても、ベストプラクティスと比較すれば「失敗」と言えることもあります。
その視点を持つことで、成長の機会が増えるはずです。

ご自身がこれまでに経験した「大きな失敗」と、それをどう乗り越えたか教えてください。 

獣医師として勤務していた時代、治療方針の分岐点に立たされたことがありました。
結果として最適だったかは誰にも分かりませんが、思うような成果は出せませんでした。
世の中にはやり直しのきかない場面があります。
その経験を受け止め、次へ進むことが「乗り越える」ということなのかもしれません。

最後に、就活中の方へのメッセージ お願いします。

いろいろとお伝えしましたが、最終的に答えを出すのはご自身です。
じっくり考えた末の結論が、最適な選択だと思います。
信念を大切にしながら、前向きに進んでいってください。